暇人クオの形だけのブログ

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【デュエプレ】【DMPP-25】デッキ紹介【フレア・エッグ】【マスター】


《フレア・エッグ》で遊んでいたらマスターになってしまいました。せっかくなので書き残しておきます。

デッキリスト


受けの要であった《モーツァルト》や呪文ロックの《ナンバーナイン》を失い、特に有力なカードも貰えませんでしたので、既存のカードでどうにかしました。

コンセプト

《未来設計図》で《フレア・エッグ》を引き込み、早々に大型ドラゴンを踏み倒して勝利します。

踏み倒した後に《ドンドン吸い込むナウ》等で除去されると何も面白くないため、除去耐性持ちを中心に選んでいます。結果、《オリオティス》や《エンターテイナー》といった踏み倒しメタが1体いる程度なら強引に越えていけるようになっています。

個別カード紹介

メインデッキ

《未来設計図》


《フレア・エッグ》か、《フレア・エッグ》用の火のマナを引きにいきます。いない場合は《キューブ》の外れを抜きましょう。

世間の【フレア・エッグ】は《メンデルスゾーン》入りのリストしか見かけないのですが、ぶっちゃけ《メンデルスゾーン》を入れるなら《フレア・エッグ》は抜いた方がいいと思います。

《竜のフレア・エッグ》


デッキトップのドラゴンを踏み倒せます。軽量除去は【レッドゾーン】、【ネロソムニス】、【火単ガトリング】等の速攻デッキか【モルト王】くらいにしか採用されておらず、止められることは少ないです。

一部デッキ相手には踏み倒すドラゴンを思い切って見送ることも大切です。【ロージア】系は受けが固く、刺さらないドラゴンを踏み倒すと盤面制限で後々自らの首を絞める結果となります。

《ミステリー・キューブ》


たまに《フェアリー・ライフ》になりますが、戦況を大きく変える力のあるドラゴンばかり採用しているため、シールドに入っているとそれだけで勝てることもあります。

《龍覇 ザ=デッドマン》


《ニガ=アブシューム》と組み合わせることであらゆるカードを5マナで使用できます。《キューブ》での受け札にはならない点だけ残念ですが、他に採用に値するカードがないので仕方ありません。

《獅子頂龍 ライオネル》


ドラゴンをS・トリガーにします。もちろん盤面を埋めると出せなくなるので気をつけましょう。
離れないアタッカーとして殴りに行ってよいかは状況次第です。

《暴君の悪魔龍 デストロキール


文明不問となった墓地回収のおかげで《フレア・エッグ》のリトライが出来ます。【アガサ天門】くらいしか実績がないためか離れない効果が忘れられがちで、たまに無意味に除去が飛んできます。

毎ターン殴りながら1体破壊しつつ、墓地回収してくる除去耐性持ちは相当な脅威です。【ロージア天門】を真正面から強行突破するくらいの力があります。《シールドレイユ》の盾送りを合計4回受けながらまだ立っていたことすらあります。当然《VAN・ベートーベン》にも強いです。

《王・龍覇 グレンモルト「刃」》


低コストのドラグハートを2つ付けられます。非常に対応力が高く、堅実な《ジャンヌ》《グリージー》から上振れ狙いのダブル《バトライ刃》まで、状況に応じて様々な選択肢が取れます。ただ、《閣》2つは結構スペースを取るので、ダブル《バトライ刃》は避けた方がいい気もします。

《偽りの王 ヴィルヘルム》


早出しに成功すると相手の動きを妨害しつつマナを大きく伸ばせる強力なクリーチャーです。多色カードはこれだけなので増えるマナがタップインしづらく、《フレア・エッグ》からこちらに繋ぎ、コスト踏み倒しメタと相打ちになりながら2マナ加速し、《ミステリー・キューブ》に繋ぐこともよくあります。

《ヴィルヘルム》との対戦経験の浅い【レッドゾーン】、墓地を肥やすデッキは対処を誤ることもよくあります。必要以上に侵略したバイクを破壊されてマナ加速を助けてしまう普段通り《ダースレイン》を出した結果相手にマナ加速を許すなどです。

《龍世界 ドラゴ大王》


取ってつけたような種族ドラゴンのせいでメタの有効な範囲が狭くなりましたが、それでも【レッドゾーン】を始めとする多くの速攻デッキは出すだけで完封できます。そのため、これまで2枚に抑えていましたが、《キューブ》でヒットさせやすくするためだけに4投しました。他にどうしても採用したいカードもなく、【レッドゾーン】への勝率が倍になる*1ので入れ得です。

《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》


相変わらず多くのデッキを完封できる性能です。《キューブ》で出すと受け札にならないため枚数を抑えていますが、強力なのは間違いないです。

《ザ=デッドマン》採用により召喚できる機会も増えました。

《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》


相手の出たとき効果を失効させます。クリーチャーのcipに依存しているデッキは多く、ドラグハートが出せなくなる【ロージア天門】などはこれを出すだけで詰んでしまいます。

抗えるのは最悪準バニラによる侵略でもどうにかなる【レッドゾーン】、除去呪文を一応積んでいる【ヘルボロフ】、敗北回避は消されるものの無限アタックには支障のない【ドギラゴン】、元々cipへの依存度が低い【火単ガトリング】等の速攻デッキくらいでしょうか。

超次元ゾーン

《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》


アタックトリガーで相手を1体タップします。ただ、それよりも《ダルク・アン・シエル》が必要なときに付ける方が多いです。

《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》


今更ここで説明するまでもないですが、1体で2〜3体止められるのは当然強力です。

《熱血剣 グリージーホーン》


アンタップキラーを付与します。シールドに行くのはある程度準備してからの方がよいため、安全な殴り先を確実に作れるのは偉いです。

《熱血龍 リトルビッグホーン》


パワー5000はそこまで高いとは言えませんが、とりあえず閣の効果を使いたいときに自由に自爆特攻できるだけでもまあまあ強かったりします。

《無敵剣 プロト・ギガハート》


相手のターン中だと間に合いませんが、自分のターン中であればこれをつけることで無理矢理コスト踏み倒しメタを貫通させられます。

《最強龍 オウギンガ・ゼロ》


除去耐性を使ったおまけです。おまけがこれだけの性能をしているので十分でしょう。

《龍魂教会 ホワイティ》


1体フリーズします。受け札として《モルト「刃」》を使うときはこれを使うしかないでしょう。

《爆熱剣 バトライ刃》


ドラゴンを踏み倒せます。盤面上限があるため、強制なのが少し痛いです。

《爆熱天守 バトライ閣》


火のドラゴンのアタック時、ドラゴンを踏み倒せます。が、これが邪魔で出せないことも多いです。

《爆熱DX バトライ武神》


ここまで来ると踏み倒すスペースはほぼ残っていないです。クリーチャーになってくれるだけ良しとしましょう。隠されし効果のSA付与は成功したことはないです。

《始原塊 ジュダイナ》


効果はあまり使いませんが、《ジュダイオウ》と選択です。そちらは自分のターン開始時に龍解すること、パワー4000以下のクリーチャーがあまり殴ってこない*2ことからイマイチで、ターンエンド時に龍解するこちらにしています。

《古代王 ザウルピオ》


書いてあることは強いのですが、これを出す余裕があるときは相手にそんな余裕がないときが殆どです。

《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》


マナを5文明に染色します。《ザ=デッドマン》との相性が良いです。

《五邪王 ニガ=ヴェルムート》


マナ送り効果で単騎の《モルト王》(《プロトハート》装備)、《ドギラゴン》といったアタック後すぐアンタップするタイプのクリーチャーをマナ送りにします。また、マナを染色することで《ドルバロムD》からマナを守れる上、本人も5文明となったことでその後の破壊から免れます。

龍解時のマナ回収がデメリットにもなりますが、刺さる相手には可能なら龍解しておきたい環境となりました。

主なデッキとの相性

【水火UKパンク】

不利です。《トンギヌスの槍》があること、積極的に攻めてくることからトリガーの《キューブ》頼みです。

一度だけ勝った試合では《フレア・エッグ》からの《ヴィルヘルム》でマナを伸ばしたあと《トンギヌス》2枚消費させた状態で《デッドマン》を着地させ、ギリギリロックを間に合わせています。

【光単ロージア天門】

互角です。《シールドレイユ》が出てくるまでに《フレア・エッグ》を孵す必要があります。《ヘブンズ・ヘブン》経由のルートを取られると《キューブ》が1ターン遅れるため、リカバリはまず効きません。

一方、《デストロキール》や《VAN》、《ワルド》を先に出してしまえば【ロージア】側は全く対処できません。

【闇単ヘルボロフ】

有利です。《ヘルボロフ》を出してからが勝負のデッキであるため、《キューブ》が初動でも何とかなることが多いです。ハンデスを多用してきますが《フレア・エッグ》を置いた後やることは特になく、そこまで有効に働かないです。

安全に勝つなら《ライオネル》+《ニガ=ヴェルムート》で《ドルバロムD》を無害化すればよいですが、揃わなくとも《ヘルボロフ》を出す前に《大王》《VAN》《ワルド》いずれかを出すだけでも相手は除去呪文待ちに追い込まれるため、結構余裕があります。

《学校男》を使われると苦戦しますし、上手い人だと《ヘルボロフ》や《デスゴロス》に固執せずこちらに有効な手を打ってきます。二重スレイヤー*3で《デストロキール》を取ってきたときは感心しましたね。こちらが有利でありながら、同時に除去呪文というロックを掻い潜る手段を常備している数少ないデッキであるため、こういったことも起こりえます。

【レッドゾーン】

【水火】

不利です。ただし、《ドン吸い》はマナに埋めてしまうことが多く、《キューブ》《大王》であっさり逆転します。

【光火】

不利です。ただし、《オリオティス》さえいなければ《キューブ》《大王》で逆転します。

【闇火】

互角くらいです。戦った感じ他のバイク程の速度は出ないので、《エンターテイナー》と上手く付き合いながら戦うだけです。

【火単】

不利です。ただし、《キューブ》《大王》で逆転します。

【5cイメンブーゴ】

互角です。《フレア・エッグ》を早めに孵すことが出来ればなんとかなりますが、6マナ溜まる頃には手遅れになります。

【火自然モルト王】

やや有利です。10マナ溜まるまで動いてこないことが多く、しかも《フレア・エッグ》を除去するターンはマナ加速できないため、《キューブ》を唱える余裕があります。

【火自然モルトNEXT】

やや不利です。《フレア・エッグ》から《VAN》《ワルド》などで勝てるのですが、攻めに来るターンが早く、間に合わないこともしばしばです。

【トリガーロージア】

やや有利です。5ターン目の《ドラゴンズ・サイン》まで何も干渉してこないので、孵化厳選して確実に刺さるドラゴンを選んだ方がよいです。盤面上限がなければ何も気にする必要はなかったのですが。

【光単連鎖】

今のところ全部勝っているので有利なようですが、あちらが発展途上な面もあると思いますので、互角くらいに落ち着く気もします。

【オーロラドギラゴン】

互角か、やや不利です。《ニガ=ヴェルムート》で《ドギラゴン》はマナ送りに出来ますが、間に合えばの話です。進化元はドラゴンでないことが多く、先に《大王》を出して抵抗することも出来そうです。

終わりに


今回珍しくXにポストしました。いいねが当社比たくさん付いて驚きました。ハッシュタグって凄いや。

【ヘルボロフ】に有利、【ロージア】に互角くらいの勝率が出るのでこのように長くやれば勝ち越せますが、下振れたときの試合が悲惨の一言なので、長期的に結果を残したいなら根気が必要です。このリストを使っていただくのは結構ですが、オススメはしません。筆者だって、上に書いているデッキが使えるなら使いたかったですよ。そんなに早くからSRもビクトリーも持ってないです。《デッドマン=THE END》は5枚引いたけど。あんなんたくさん引いたところでどう使えばいいんだ。

今度のコラボでイラストの特徴からビクトリー連中がコラボパック入りする説が流れていますので、それで調達するのもありかなと思っています。高くならなきゃいいけど。

今回はここまで。

*1:追記:勢いで倍と書いてしまいましたが、そもそも《ヴィルヘルム》が捲れても大体勝つので倍ではありません。

*2:「相手のパワー4000以下のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーをマナゾーンに置く。」と書かれていますが、実際は「相手のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーのパワーが4000以下であればそのクリーチャーをマナゾーンに置く。」に近い挙動を示すため、パワーが上がる侵略に弱いです。

*3:スレイヤーは持っている分だけ発動します。