ミリオンの8thライブの感想です。ブログを馬鹿みたいに更新し始めた理由が元々ライブの感想を書くためでしたので、書くことにします。
忙しい方向けの結論
≡君彩≡しか勝たん
今回の構成について
各ユニットがユニット曲2曲+カバー曲1曲を歌い、全ユニットが終われば合同でラブソングとかを歌う感じです。カバー曲はユニットの雰囲気に合わせた選曲になっていて、ある意味で選曲した人(と聞いた人)の各ユニットへの理解の深さがよく分かる仕組みになっています。そして、こちらがメインでしょうが、カバー曲が何か予想・期待しつつ待つことができます。これにより何も情報がないときよりも大きい興奮を体感できたのではないかと思います。演出家って凄いな。後ろで踊ってたら円盤で白抜きにされた誰かと同一人物だとは思えないですね。
≡君彩≡について
ミリシタにここまでハマったきっかけが≡君彩≡だったのでかなり期待していたのですが、それを上回るいいものを見せていただきました。
≡君彩≡バンド
ゆきよさんがずっと心配?していたように、中の人たちは人前で演奏するだけの腕がありませんから、ライブにおいてバンド要素をどうするのか?というのは演出側の課題であり、見る側としても気になる点ではありました。実際は歌う人と演奏する人を分離する形で披露され、感情を抜きにして考えれば現実的な落とし所としてはこれくらいだろうという感じでした。ただ、それっぽいセットを用意して安く済ます手もあっただろうに、≡君彩≡がより≡君彩≡らしく披露できるように、≡君彩≡のためだけにわざわざ生バンドを用意してくれたのです。その事実だけでただただ感謝しかありません。
演奏の感想ですが、最高でした。細かいあれこれについて批評するのは(ピアノの経験があるからこそ)恐れ多いのでしませんが、特にプラリネはピアノの音(キーボード)が入ったことで音の幅が広がって凄くいいアレンジになっているなと感じました。この辺りは88もの音を出せるピアノならではの魅力でしょう。
カバー曲「プラリネ」について
そもそも、≡君彩≡の結成はD/Zealなしに語ることは出来ません。詳しいことはイベントコミュを解放して見てほしいですが、可奈はジュリアにギターを教えてもらっており、ギターに関しては師弟関係にあるのです。そんな≡君彩≡が可奈の師匠であるジュリアのソロ曲をカバーすることに大きな意味があるのです。プラリネは「あなた」がくれた夢と未来に進んでいく決意を歌った曲です。ジュリアにとって「あなた」はPでしょう。しかし、≡君彩≡にとっての「あなた」はジュリアのはずです。≡君彩≡なりの決意もきっとジュリアに届いたことでしょう。少なくとも、ジュリア役の愛美さんには届いたようです。
君彩のみんなの気持ちが伝わりすぎてあ
— 愛美 (@aimi_sound) 2022年2月12日
泣いてしまった🥲みんな本当にありがとう🥲 #imas_ml_8th_day1
こういった考察を深めていくことで新たな魅力に気づけるので、そういう意味でも今回のカバーはとても良かったと思います。
ジュリアの曲はどれも将来的に愛美さんがライブで演奏することを考慮していると思われ、ゲストに演奏させるには引き受けてもらいやすく都合が良かっただけの可能性だってあります。が、≡君彩≡のオタクとしてはこっちの理由は"渡りに船"であるだけだと信じたいのです。
その他もろもろ
個人的な見どころ
- ≡君彩≡バンドを≡君彩≡に入れてあげるどこか恵美っぽさを感じさせるゆきよ
- 中の人とアイドルの同一視はしないようにしていますが、こういうことがあると「だからこそこの役に選ばれたんだろうなぁ……」って勝手に納得していたりします。わざわざインスタのストーリーで歌のクオリティについて謝る種ちゃんとか。中には逆に後から似てしまったケースもあるようなので本当にそうかは何ともですが……*1
- 愛のぶつけ方が乱暴なゆきよ
- 愛の渡し方がゆきよより上手な木戸さん*2
- 文字に起こすと普通なのに何かおかしいりえしょん
- シルエットが亜利沙な りえしょんとDJの人
- 加えて、DJの人は余裕があるときは中の人たちと同じように振りをしてくれていました。アイマスってそもそも中の人も髪型自由ですし(再現してくる人はいますが)、≡君彩≡バンドに衣装以上の注文をつけていないと思うのですが、この方も「松田亜利沙役」をしてくださったのでしょう。感謝してもしきれません。
- バンドメンバー紹介時の演奏
- ReTaleのピアノソロ
- プラリネのギターソロ
アーカイブを見ていて気づいたら書き足しておくかもしれません。
他のユニットについて
2日間見ておいて何も書かないのもアレかなと思ったので少しだけ。専門家ではないので、色々滅茶苦茶なことを言っていたらすみません。
DAY1
花咲夜
扇子のパフォーマンス、色々と意味が込められているらしいのに理解できない悔しさよ。
miraclesonic★expassion
メンバーが半分でしたが、それでもありあまる元気を、エネルギーを感じられました。凄い。
TInt Me!
中の人は普通に成人女性なので単純に再現するとそれだけでコンセプトが崩れるのですが、実際には何となくTInt Me!らしさを感じられました。不思議。
Sherry'n Cherry
TInt Me!と違う、大人の女性としての格の違いみたいなものを感じました。違いがどこから来るか、言語化できません。なぜでしょうか。(26歳男性)
オペラセリア・煌輝座
次の日にカラオケでMUSIC JOURNEYを歌ってきたのですが、思いの外オペラセリア・煌輝座の世界観とぴったりでびっくりしました(小並感)。
DAY2
Jus-2-Mint
カバー曲の選曲理由、グリマスまでカバーしているというのは正直驚きました。コミカライズ版意識のネタもこれまであったし当然かもですが。
Fleuranges
めっちゃ癒されました。
TRICK&TREAT
茜ちゃん人形にすべて持っていかれた感はありますが、普通にパフォーマンスも素晴らしいものだったと思います。
茜ちゃん人形が中の人2人のためにチョコを用意した話をTwitterで知り、驚きました。茜ちゃん人形さん、何者……?
Chrono-Lexica
次の日にこれまたカラオケでdans l'obscuritéを入れてみたのですが、思ったより歌詞の意味が理解できなかったので中身に触れるのは止めておきます。
とりあえず衣装は凄かったです。
chicAAmor
歌っている人ばかりでダンサーさんの見どころがないのはどうなの?と思っていたら見どころを用意されていました。ダンスもプロはやはり違いますね。
それにしても、中の人たちのテンションがぶっ壊れているのはどういうことなんでしょう。
ストロベリーポップムーン
3人の何か満足げな、楽しげな表情が印象的でした。シンデレラの7th(名古屋)でも思ったのですが、やはり"信号機"ユニットあっての各ブランドだなって感じます。
新情報について
アニメ
ミリシタ4周年で「出せる情報がない」という進捗を聞いて以来の情報です。Anime Japanの情報が出た後だったので最悪そこで何かある匂わせだけで終わることも覚悟していましたが、少しでも情報が出たということは、放送スケジュールの目処が立ったということでしょう。であれば、そこそこ期待しながら発表を待つだけです。
9thLIVE
来年1月、日本武道館で開催と発表されました。今年の1月にも3日間抑えておきながら永遠の謎と化した謎イベントで消化しようとしていましたが、当初はここで8thライブをするつもりだったのでしょう。(そして7thRのときは取り止めるか否かの決断まで至らなかったので8thを発表できなかったのでしょう。)一年先延ばしにしたということは、何かアニメと関わりを持たせたいということなのでしょうか。その辺りは今後説明はなくともコンセプトからおのずと明らかになることでしょう。わざわざ他の会場と比べて利益が少ないとされる日本武道館でまたライブするのですから、何かあるはずです。要するに、9th楽しみってことです。
特に特別なことがなかったら種ちゃんを武道館のステージに立たせようという親切心だけだったということにしておきましょう。