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ゾウのホモらす

千の風にのってドラマスペシャル「ゾウのホモらす」

※本記事には内輪ネタが含まれます。気にしない方とタイトルに含まれるゾウの名前に見覚えのある方以外の閲覧はおすすめできません。

あらすじ

第二次暗黒大戦のさなか、政府から名大動物園に名ポケ部員を処分しろとの通達が下った。
飼育員の教授たちは涙ながらに部員たちに過去問を与えた。
同じく飼育員の学部、企業も涙ながらに再試験、内定を与えた。
最初にカピバラのありよし、そしてチンパンジーのちゃうが力尽きた。
しかし、ゾウのホモらすはそれでも在籍し続ける。
名大動物園では最後の手段として、ホモらすに単位を与えず餓死させるという苦渋の決断を下した。
教授が講義室に行くとホモらすは単位が貰えると思い、「再々再履修」や「大学院合格」などのありったけの芸をみせる。
教授は号泣した。「ホモらす、もう、いいんだ、もう、いいんだよ…」
ホモらすはとうとう力尽きてしまった……。

解説

これは平成末期から令和初期頃の、ある1人の学生の悲劇を描いた物語である。日本において大学は一般的に「入学するのは難しいが、卒業するのは簡単だ」と言われるが、それはあくまで一般論であり、講義に規定の回数以上出席して内容をある程度理解した上で期日までに指示された課題を提出し、定められた日に試験を受験して規定の得点を獲得することが困難である学生にとっては卒業は決して容易いことではない。
この物語に登場する「ホモらす」*1氏もそのような大学生の1人であり、名古屋大学大学院に3年連続で合格する明晰な頭脳を持ちながら、先述したことが出来なかったがために4年生になりながらなかなか大学を卒業できずにいた。不可(F)となり単位を取得できなくてもほとんどの講義は毎年開講されるため、前年度の経験と試験問題を利用すれば他者に頼らなくとも比較的容易に単位を取得することも可能であるが、氏は学力の問題でない部分でつまずいていたために翌年の履修でも単位を取得できず、再々再履修となってしまったのである。そうこうしているうちに、いつしか後輩が先に卒業に必要な単位を揃え、卒業していって1人取り残されてしまった様をこの作品では戦時中の猛獣処分で殺処分できずに取り残されたゾウの姿になぞらえている。
再放送は氏の卒業を機に終了したが、本作品は「教授の優しさ」「単位の重さ」「約束を守ることの大切さ」など、次世代の大学生にも伝えておかなければいけない物語となっている。

参考

ゾウのグリン - 新・なんJ用語集 Wiki* 元ネタ。
ゾウのはな子 - Wikipedia 元ネタの元ネタ。
かわいそうなぞう - Wikipedia 元ネタの元ネタの元ネタ。
戦時猛獣処分 - Wikipedia 元ネタの元ネタの元ネタの元ネタ。
上野動物園クロヒョウ脱走事件 - Wikipedia 元ネタの元ネタの元ネタの元ネタに影響を与えたとされる事件。

*1:現在は「らんのすけ」を自称している。